お勉強

治るとはどんな状態なのか??

治るとはどんな状態なのか?

『治る』

一言で言い表せますが、

人によって解釈が異なる言葉です。

その為に、間違った認識で活動を再開してしまい、まだ治っていないのに無理をしてしまって更に悪化させてしまうケースが多々ございます。

そこで、

今回はなごみで考えている

『治る』

という定義についてお話したいと思います。

どんな人が記事を書いているの?

簡単に自己紹介をします。

矢上 真吾(やがみ しんご)

と申します。

私が小学生の時に両親が脱サラをして整体院を開業。後に鍼灸院を開業。

その為、東洋医学が身近な存在となり、姉、兄と共に鍼灸の道へ進みます。

卒業後1年の整骨院勤務の後、

10年間をJリーグチームの専属トレーナーとして過ごしました。

そして2014年に妻の地元である千葉県館山市にて

はりきゅう整体院 和からだみなおし処

を開業し、今に至ります。

年間に約2800名もの患者さまを診ております。

また健康教室を年間約200回開催、

YouTubeチャンネルを4つ開設し、健康情報を発信しています。

誰一人取り残すことなく健康な社会の実現に向けて日々発信、活動しております。

動画でも見れます。

この内容は動画でも見ることができます。

動画で観たい方は⇩からご覧下さい⇩

本文はこれからになります。

この記事で得られること

  1. 『治る』ということについて理解できる
  2. 痛みがないことが治っていることにはならないということが分かる
  3. これからの生活で自分の身体に対しての向き合い方が良くなる

それでは身体への理解を深めていきましょう。

治るとは

治るとはどのような状態を思い浮かべるでしょうか?

痛みが無くなる

辛かった症状が無くなる

つまり

症状の消失=治る?

と思っている方が多いのではないでしょうか。

実はこれでは不十分になります。

そこで今回は

和からだみなおし処 で考える

『治る』という定義について書いていきたいと思います。

そして、

和からだみなおし処が目指す患者さまのゴールの姿をお伝えします。

あくまで『治る』と言う言葉には色々な考え、解釈がありますので、

今回は私たちが考える定義について書いていきます。

治るの定義3つ

なごみの考える『治る』の定義は以下の3つになります。

  1. 症状がないこと
  2. 姿勢が改善されていること
  3. 身体の機能が改善されていること

それぞれ詳しく見ていきます。

①症状がないこと

これは皆さまの考えと同じだと思います。

やはり、どこか症状がまだ残っているのに、『治った』とは言えません。

この症状の消失は絶対条件だと考えて良いと思います。

②姿勢が改善されていること

なごみでは毎月1回姿勢の写真を撮ります。

正面から、横から撮影して姿勢のバランスを見ていきます。

姿勢の変化は後述する身体の機能と凄くリンクしています。

姿勢が悪くなる=機能が低下する

姿勢が改善する=身体の機能も改善する

という事が良く起きます。

そして患者さまから見ても写真となって見れるので自分の身体がどのようになっているのかがイメージしやすいので重宝しています。

『姿勢が悪いとは思っていたけど、(写真を見て)改めてこんなにひどいんだ・・・』

と驚く方が沢山おります。

③身体の機能が改善されていること

  • 身体の緊張がとれているか
  • バランスが改善されているかどうか
  • 柔軟性が改善されているかどうか
  • 筋力が改善されているかどうか

実は身体に症状がなくてもこの機能低下が起きている事がままあります。

そしてこのような状態(症状なし、機能低下あり)でいつもよりも身体に負担をかけてしまうと、症状がバーンっと発生します。

また、症状と言うのは日によって、1日の中でも時間によって変化が起きます。

つまり、

症状だけを追ってしまうと治ったのか、そうでないのかが分からないので、

しっかりと

  1. 症状
  2. 姿勢
  3. 機能

を見ていく必要があります。

一つの面だけを見るのではなく、総合的に、多面的に身体を見ていく必要があります。

なごみが目指す患者さまの姿

今までは『治る』と言う定義について書いてきましたが、

ここからは

和からだみなおし処に通院している患者さまが卒業されるときに

『こうなっていて欲しい』

ゴールについて書いていきます。

自分の身体の状態を把握できている

それが、

『自分の身体の状態を把握できている』

ということです。

私たちがなごみで患者さまが卒業するときに必ずお伝えすることがあります。

それは

『痛みなどの症状が3日続いたら早めに来院して下さい』

と言うことです。

これを聞くと、あれ?と思いませんか?

『1日、2日なら痛み出て良いの?』

『卒業したのに痛みが出ちゃうの?』

そうなんです。

実は、

痛みや症状が出る事は悪い事じゃないのです。

なぜか?

痛みや症状と言うのは身体からのサインなのです。

何か

身体の中に問題が起きていますよ!!

と言うことを教えてくれているのです。

私たちは人間生活を営む上で、必ずどこかに負担はかかるわけです。

仕事、家事、遊び、スポーツなどなど

何をするにしても身体に負担はかかります。

身体に負担をかけない暮らし=人間生活を放棄している

と言っても大きくズレてはいないと思います。

WHOが提唱している健康の定義があります。

それは

WHO憲章における「健康」の定義の改正案について

  • 従来、WHO(世界保健機関)はその憲章前文のなかで、「健康」を「完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」
    “Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.”
    と定義してきた。(昭和26年官報掲載の訳)
  • 平成10年のWHO執行理事会(総会の下部機関)において、WHO憲章全体の見直し作業の中で、「健康」の定義を「完全な肉体的(physical)、精神的(mental)、Spiritual及び社会的(social)福祉のDynamicな状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」
    “Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.” と改める(下線部追加)ことが議論された。最終的に投票となり、その結果、賛成22、反対0、棄権8で総会の議題とすることが採択された。

健康の定義の改正案でもある通り、

ダイナミック=活動的

というところが重要になります。

つまり、

身体には常に何かしらの負担をかけ続けることになります。

それが人間だと思います。

人間として生活する限り身体には負担はかかり、そして時として痛みが出るわけです。

そして、これ以上は危ないぞ!と教えてくれるわけです。

つまり、

痛みや症状が出た時点で気づくことが大事になるわけです。

そして気づいて、

対応できることが重要になります。

こうした

身体の声が聞ける状態

そして

すべき対応策が分かっている状態

こそが、私たちが卒業時に目指している姿になります。

痛みが問題ではなく、

痛みがなぜ出たのかが分からない

対応策が分からない

症状がいつまで続くのかが分からない

ことこそが、問題なのです。

和からだみなおし処では『施術』や自宅で実践してもらう『宿題』を通じて自分の身体と向き合い対話することをできるようにしていきます。

卒業時には自分の身体の状態を把握できている状態を目指しています。

そうすれば、症状が出た時に

  • 休めばよいのかが分かる
  • ケアのやり方が分かっている
  • 専門家に頼るべきかが分かっている

と言う風になることが出来ます。

やはり繰り返しになりますが、

人間生活を送っている以上、身体に症状が出る事は起きます。

私もです!笑

私も現在ライフセービングや日々トレーニングをしています。そうすると負荷をかけすぎてしまうことも起きます。

そして身体を痛めることもあります。

その時に

どう対応するか

私も、頼るべき専門家がおります。

ドクター(整形外科医、内科医、歯科医、眼科医、耳鼻科医など)や治療家、トレーナー、トレーニングコーチがおります。

相談できる人を作っています。

大事なのは問題が起きた時にどう対応するかです。

是非とも押えておいてほしいです。

と言うわけで今回の記事は

『治る』と言う定義について

なごみの目指す患者さまが卒業する時の姿について

書かせて頂きました!

これからも有益な情報を発信して参ります!