はい!矢上真吾です!
素晴らしい本に出会いました!
課題が見える、決断できる!
苦しいといこそ、紙に書け!
マーケティングコーチ、横田伊佐男さん
動画で見る方はこちらから
何で僕がこの本を知ったかというと、
灼熱の講演家、『津田紘彰』さんという僕の親友、心の友がいらっしゃるんですが、彼がすすめてたんですね!
フェイスブックかな?その時に書かれてたのが、日本一のマーケッターと言われる神田昌典さんが、ライバルと認めた方です、ということで、すごい本に出合いました!と仰っていたので、すぐにぽちりました!
すぐ読んだのですが、一言でいうならば、完全保存版かなぁということです。
神田昌典さんと比較するならば、神田さんは右脳派、文字化してくのが得意だとおもうのですが、横田さんは、この本を読んだ印象ですと、ロジカルな方なのかなと思います。
向き不向きが、ありそうで、僕はどちらも好きですが、横田さんの方がわかりやすかと思います。
論理的なので。
ビジネス本になるわけです。
リーダーは、迷っちゃいけないわけだけど、迷いやすいんだよね、と。
でその中にこの1枚の地図があれば、迷わずに決断ができる。
迷ったときにこちらに立ち返ってみると、自分がすべき行動がわかるということがすごく大切になります。
でこの本は、フィクションで、70歳になった主人公が、30年前に、出会ったお師匠から教わったことを振り返りながら講演をしている、というのがこの本の進め方になります。
で、6個のステップに分かれています。
でそれぞれのキーポイントがあります。
それでステップを進んでいくと1枚の地図になるわけです。
大きくわけると、ステップ1からステップ3が、戦略的になります。
ステップ4からステップ6が戦術的になります。
もう一つ横軸があって、左にいけばいくほど、具体的に書かれていて、右にいけばいくほど、概念的、抽象的に書く。
最初、目標を決めて具体的に進めていくと、立ち止まってしまって進めなくなってしまうことがある、そういう時は、1度ほわっとさせるんですって。(右に)で、しゅっとさせる(左に)んですね、そういったことが大事です。
また、戦略的と戦術的で、決める人が違います。
戦略的は、リーダーが決めます。
戦術的は、スタッフが決めます。
Step1:目標設定
それでは、ステップ1から話していきます。
ステップ1は、まず目標を決めるということ。
目標の設定の仕方がわかりやすくて、まず、あなたがやっているサービスの顧客がどんな方か、どれくらいか、そして×メニュー、ベネフィットがどれくらいか、それが今のあなたの実績になります。
目標はというと、10x、10倍にしようということです。
年収1億のかたは、10億ですね。
それをやってるのが、グーグルだそうです。これはどういうことかというと、従来ですと、10%実績を上げる事もすごいことですね。
これを10倍にするということは、今までのやり方ではたどりつけないんじゃないかな、根底から覆す何かを出していく必要がないと、10倍ってのは、なかなかだせない、そういっったことがだいじなんだよということです。
今のあなたの年商の10倍を書き出します。
ステップ1について詳しく書いた記事はこちら↓↓
Step2:市場把握
次にすべきは、市場を把握しましょう。
あなたがいる市場は今どの位置にいますか。
4つのマトリックス
①導入期 認知されていないBluue Ocean(競合が少ない)
②成長期 Red Ocean(新規参入が激化)
③成熟期 Red ocean(シェア争い)
④衰退期 Black Ocean(撤退のタイミング)
自分の市場を調べました。
鍼灸の市場は、3000億になるのかな。
似たようなトレーニング市場は、4600憶になるそうです。
そういうように、まず、自分の置かれている位置を把握しましょう。
やり方は、○○市場 規模と検索するとでてきます!
そして、競合も調べておきましょう。
これは直観で良いそうです。
自分の今までの積み重ねでわかってくることで良いと。
ステップ2について詳しく書いた記事はこちら↓↓
Step3:戦略決定
次にステップ3 戦略を決めましょう。
これも4つのマトリックスを使います。
市場が既存か新規か。
製品が既存か新規か。
A市場、製品が、既存の場合。市場浸透戦略
B市場が既存、新製品の場合。新製品開発戦略
C新市場、既存製品の場合。新市場開発戦略
D新市場、新製品の場合。多角化戦略として自分の方角を決めていく。
今の自分がやっていることがどこにあるのかな、そこから今後やっていくのはどこに行こうかなというのを決めていきましょう。
ここででてきたのは、富士フィルムさん。
カメラの会社で、コダックと競合していました。コダックは、カメラの技術に特化した方針。いわゆるA市場浸透戦略でいきました。
そしてスマホの登場で、携帯電話にカメラが取って代わられるということがおこり、コダックはつぶれてしまいました。
そこで富士フイルムはというと、別の方にいきました。D新市場、新戦略、有名なところでアビガンの開発です。(コロナウイルスの特効薬)フイルムの技術を活かせたんですって。
なので、フイルムの業績は悪くなりましたが、別の業績が伸びたということです。
このように、戦略を決めましょう、ステップ3のどこでもいいんですよ!
Step4:戦術検討
次ステップ4は、スタッフにバトンタッチしていきます。
より戦術的になっていきます。
どういうふうにするかというと、スタッフを信じて細かくくだいていきます。
やるべきは、こういう戦略にした背景と目的をしっかりとスタッフに伝えます。
そういうのがなく、今度からこれで行く!!
とするとスタッフがびっくりしちゃうんですよね。
なんで急にとちくるったか?!
となってしまうので、じっくり考えて、今後を鑑みてどうしたら良いのかを言っていくんだけども、指示はしないで下さい!
どちらかというとコーチングの技術ですね、『問いかけ』の。
ティーチングではなく、コーチング。
問いかけていくと。もう答えはスタッフにあるはずなんで、スタッフのもっている知識と技術を信じましょう。
やっていくことは、顧客は誰にするか、カスタマーですね。
あとは、4Pですね。
商品、プロダクト
価格、プライス
販路、プレイス
販促、プロモーションをどうするか
従来と新サービスで比較・検討していきましょう。
Step5:目標具体化
ここまでは、ほわっとしてるんですが、だんだんと絞り込んでいくんですね。
ステップ5、何をするかっていうと、目標を具体化させましょう。
戦術を決めたけれどどうしたら良いかというとここで、どんどん数字を作っていきます。
ここで大事になってくるのが、『KPI』です。
数字化させましょう。
目標ををどうするか、客数、単価、市場シェアなどはどうなのかというのを、しっかりと細分化して、従来と新しいのを比較しながら点検していきます。
Step6:価値伝達
やっていって最終的には、ステップ6、価値を伝達していきます。
ここででてくるのは、『キャッチコピー』です。
まずは、戦略1、顧客と商品、ベネフィット、ステップ1で書いたもの。
次に『ヘッドコピー』、1番見出しになるところですね。
次に『共感』を生む文章を書きましょう。
で、『納得』する文章を書いて、最後、『行動』に移せる文章を書きましょう。
なんですが、ここで大事なのは、読ませる文章はこの通りなんですが、書く順番は真逆になります。
なぜかというと、ヘッドコピーが1番大事ですが、これをを考えるのが、めちゃめちゃ大変なわけです。
こちらから書いていくと、ここで力尽きちゃって、行動とか書かないキャッチコピーとか文章がいっぱいあるそうです。
それを防ぐために逆にやっていきます。
この方が、かきやすい!
こんな感じでやってくと、自分たちの方針が決められます。
まとめ
ばーっていいましたが、なんとなくイメージがわきやすくないですか?
最初、目標を決めました、
で市場を把握して、
戦略をどうするか決めて
そこから戦術を検討していって、
目標を具体的にしていって、
最後、どういう風に伝えていくかと。
漏れがないんですね。
MECEの法則です。『漏れなくだぶりなく』
すごい読みやすいですね。
僕もこれでためしてみようかと思っております。
実際はもっと細かく、事例をだして書いてあるし、やり方も細かく書いてあるので、困ったときに立ち返られる本かなと。
自分達が今後どうしていこうかと、決めるときに手元に置いておきたい本かなと思います。
どうでしたか。
ぼくは、これはスゲーなと思い、嬉しくなり永久保存版として手元に置いておきたい本に認定しました!
というわけで、あなたも参考にしてみてほしいなと思います。
横田伊佐男さん、申し訳ないですが、知らなかったのですが、素晴らしい方ってめちゃくちゃいますよね。
こういう方を知れるっていうのは、アンテナをはっているのも大事なんですが、ぱっと出てきたときに買っちゃうんですよね。
読んだときにどうっだったかって、結局、読んだあとにしかわからないんです。
読む前に悩む必要なんて全くないです。
ぱってでてきたら、買っちゃうっていう習慣をつけていくと、新しい知識とか新しい発見、新しい考え方とかと出会えるんではないかと思います。
本当にひろさん、ありがとうございました。
めちゃめちゃ良い本でした。
すすめたいです!
ということで、本日は、
『迷えるリーダーが持つべき1枚の未来地図』
について、ご紹介させていただきました!
いや~新しいことに出会えて、読書って本当に素晴らしいですね!
ではまた次回、お会いしましょう!
さよなら~