大前提
4ステージ理論は和からだみなおし処が独自に作った指標です。
他の鍼灸院・整体院や医療機関で「ステージ2です」とお伝えしても通じません。
当院の施術方針とセルフケア指導を患者さんにわかりやすく整理するために生まれました。
なぜ4ステージ理論が生まれたのか?
Jリーグのトレーナー経験と、開業後の臨床での実感から。
医学やリハビリでは「急性→亜急性→慢性」といった時間軸の分類が一般的です。しかし現場では、 発症から時間が経っていても"急性期のように動けない"方が一定数いらっしゃいました。
つまり、時間だけでは現状を捉えきれない。そこで、"いまの症状や動作の状態"で段階を分ける指標として4ステージ理論を整理しました。

周囲から見ても「明らかに辛い」。動くことが困難。
具体例- ぎっくり腰で動くのが辛い
- 寝違えで首を左右に振れない
- 腰痛がひどく、足に痺れが出て歩行が困難
治療(比率)根本療法 1:対処療法 9(まずは痛みの鎮静を優先)
セルフケア- RICE:Rest/安静、Ice/冷却、Compression/圧迫、Elevation/挙上

仕事や家事はできるが、慢性的な不調が続く。周囲からは気づかれにくい。
具体例- 慢性的に腰が張っている
- 肩こり・頭痛が常にある
- 歩くと膝が痛い(見た目には普通に歩けている)
対策- 痛みの出ない範囲で動かす(日常生活動作にとどめる)
セルフケア- ストレッチポールで全身リセット
- ストレッチで柔軟性・可動域の改善

生活は問題ないが、強度の高い動作やスポーツで症状が出やすい。
具体例- 長時間デスクワークで腰痛・肩こりが出る
- 重い荷物を持つと膝が痛む
- スポーツをすると症状が悪化する
対策- 日常動作以上の動きを少しずつ追加し、段階的に負荷を上げる
- 例:歩行 → ジョグ → 加速走 → ダッシュ
治療(比率)根本療法 8:対処療法 2(再発防止・バランス改善が中心)
セルフケア- ストレッチで柔軟性UP
- 体幹トレーニング(プランク/ドローイン等)で安定性UP
注意:ここはトレーナー領域(アスレチックリハビリ)の要。スポーツ選手だけでなく、普通の生活でも大切な段階です。
目的は「痛みがない身体」ではなく、痛みが起こりにくい身体づくり。

無理をしても耐えられる余裕があり、再発リスクが低い理想のコンディション。全員ここを目指しましょう!
具体例- 旅行やレジャーを思い切り楽しめる
- スポーツ・運動を制限なく実施できる
- 日常生活で痛みや不安を感じない
対策- 積極的に動き、趣味やスポーツを楽しむ(再発予防のための計画的な運動)
治療の方向性- いわゆるメンテナンスで良好な状態を維持
- さらに上を目指す場合はパフォーマンスアップ(トレーニング+鍼灸整体)
セルフケア- 運動習慣(ラン/ヨガ/筋トレなど)を継続
- ストレッチ・体幹トレーニングのルーティン化
- 睡眠・栄養・休養のバランスを整える
ポイントまとめ
- 正しい対策・治療で、階段を一段ずつ上がれる
- 間違った行動を取ると、一段階だけでなく一気に転落することもある
- ステージに合った対策を選ぶのが最重要!
よくある質問(Q&A)
疑問をクリアにして、より安全・最短でステージ4を目指しましょう。
Q1. 自分のステージはどう判断しますか?
ある程度は主観で判断できますが、正確さを求めるなら専門的評価が必要です。和からだみなおし処では機能検査を行い、段階を丁寧に判定します。
Q2. ステージはどれくらいで移行できますか?
症状が続いていた期間によって変わります。自然に上がるのはステージ3までが現実的。ステージ4には身体機能の評価と改善が必要です。
Q3. 間違った行動で一気に落ちることはありますか?
あります。症状があるのに無理して働く/ステージ3でいきなりステージ4レベルの運動を行う、などは急降下の典型例です。
Q4. 根本療法と対処療法の違いは?
対処療法は痛みなど症状そのものにアプローチ。根本療法は身体の位置・機能(バランス、可動域、筋力)を本来の状態へ戻します。手技が同じでも目的と比重が異なります。
Q5. セルフケアだけで上のステージに上がれますか?
理論上は可能ですが、現実的には難しいです。専門家の評価・調整と併用することで安全かつ確実に前進できます。
Q6. 通院の頻度は?
- ステージ1:週2回
- ステージ2:週1回
- ステージ3:2週に1回
- ステージ4:自由(目的に応じて)
※あくまで目安。症状の程度や生活状況で変動します。
Q7. スポーツ選手と一般の人で内容は違いますか?
原則は同じですが、プロ選手は日々の負荷が高いため管理の粒度をより細かくします。一般の方も負荷設定を誤ると同じくリスクがあります。
補足:ステージ0(医療機関レベル)
日常生活が困難で、入院や医療機関での治療が必要な段階。
- 例:骨折、重度の神経障害、介助なしでは生活できない状態
この段階は鍼灸・整体の範囲外です。まずは医療機関での治療を最優先に。
和からだみなおし処で扱うのはステージ1〜4です。