頭痛完全ガイド

頭痛とは ─ 基礎知識
「いつもの頭痛だから」と片付けていませんか?
頭痛は日本人の約3〜4人に1人が悩む、ありふれた症状です。ただし「ありふれている」ことと「軽視していい」ことは違います。タイプによって原因も対処法も大きく異なるため、まずは自分の頭痛がどのタイプかを見極めることが何よりのスタートになります。
脳そのものには痛覚がありません。頭痛で痛んでいるのは、頭部の血管・筋肉・神経・髄膜といった、脳を取り囲む組織です。だからこそ「どこが、どう痛むか」でタイプを見分けることができます。
頭痛の3タイプと原因
一次性頭痛の9割を占める3タイプ。痛む場所・性質・誘因がはっきり違います。
| 項目 | 緊張型頭痛 | 片頭痛 | 群発頭痛 |
|---|---|---|---|
| 痛む場所 | 頭全体・後頭部・両側 | 片側(時に両側) | 片目の奥・側頭部 |
| 痛みの性質 | 締め付ける・重い・鈍い | ズキンズキンと拍動 | えぐられるような激痛 |
| 強さ | 軽〜中等度 | 中〜重度 | 極めて強い |
| 持続時間 | 30分〜数日 | 4〜72時間 | 15分〜3時間 |
| 動くと | 変わらない/少し楽 | 悪化する | じっとしていられない |
| 付随症状 | 肩こり・目の疲れ | 吐き気・光音過敏 | 同側の涙・鼻水・充血 |
| 男女比 | 男女ほぼ同じ | 女性が3倍多い | 男性が3〜7倍多い |
緊張型頭痛(最多・約7〜8割)
頭をハチマキで締め付けられるような、重く鈍い痛み。慢性的な肩こり・首こりとセットで起きやすく、日本人で最も多いタイプです。
片頭痛(女性に多い・約2割)
頭の片側が脈に合わせてズキンズキンと拍動する痛み。光・音・においに敏感になり、吐き気を伴うこともあります。20〜40代女性に多く、生活への支障が大きいタイプです。
群発頭痛(男性に多い・激痛)
片側の目の奥がえぐられるような激痛が、1〜2か月の「群発期」に毎日同じ時間帯に起きるタイプ。20〜40代男性に多く、医療機関での治療が第一選択になります。誘因は視床下部の働きの乱れと考えられ、群発期中はアルコール・喫煙が引き金になります。
緊張型と片頭痛の両方を持っている方も少なくありません。普段は緊張型、月経前は片頭痛というパターンが典型的です。一つに絞れなくても焦らず、「今日はどっち寄りか」を見極めるのが大切です。
セルフチェック ─ あなたはどのタイプ?
3タイプそれぞれのサインです。当てはまる数が多いものが、あなたの頭痛タイプの目安になります。
緊張型頭痛のサイン
- 頭が「締め付けられる」ように痛む
- 頭全体・後頭部が重だるい
- 夕方〜夜にかけて痛みが強くなる
- 肩こり・首こりが慢性的にある
- 長時間のデスクワーク・スマホ後に出やすい
- 動いても痛みが悪化しない
- 吐き気はあまりない
- 入浴・運動で楽になることがある
片頭痛のサイン
- 頭の片側が脈打つように痛む
- 動くと痛みが悪化する
- 光・音・においに敏感になる
- 吐き気・嘔吐を伴うことがある
- 痛む前にチカチカ(閃輝暗点)が見えることがある
- 月経前後に出やすい(女性)
- 低気圧・天気の変化で出やすい
- 暗くて静かな場所で寝ていたい
群発頭痛のサイン
- 片目の奥がえぐられるように痛む
- 痛みのあまりじっとしていられない
- 毎日決まった時間(特に夜中〜明け方)に起きる
- 1〜2か月続いた後、しばらく治まる
- 痛む側の目が充血・涙・鼻水が出る
- 群発期はアルコールで誘発されやすい
この頭痛は救急へ ─ 危険信号
次のような頭痛は、命に関わる病気のサインかもしれません。鍼灸院ではなく、まずは救急・脳神経外科・神経内科へお越しください。
- 突然の激痛:「バットで殴られたような」過去最悪の頭痛 ─ くも膜下出血の疑い
- 発熱・嘔吐・首の硬さ ─ 髄膜炎の疑い
- 意識がはっきりしない・けいれん ─ 脳出血・脳腫瘍の疑い
- 手足のしびれ・麻痺・ろれつが回らない ─ 脳卒中の疑い
- 頭部を打った後の頭痛 ─ 慢性硬膜下血腫など
- 50歳以降に初めて出てきた頭痛
- これまでと明らかにパターンが違う頭痛
医療機関で器質的疾患が除外され、一次性頭痛と診断された後に、生活背景まで含めて整える鍼灸・整体がはじめて選択肢になります。
放置すると慢性化する
「市販薬を飲めば治まるから」と頭痛を放置していると、知らないうちに慢性化が進んでいくことがあります。
↓
鎮痛薬で抑える
↓
背景にある姿勢・自律神経・血流は残ったまま
↓
頻度が増える
↓
薬の量・回数が増える
↓
薬物乱用頭痛 / 慢性連日頭痛
月10日以上、市販の鎮痛薬を飲み続けると、痛みに敏感な体質になり、薬を飲まないと頭痛が起きるようになる状態です。日本では数百万人がこの状態にあると推計されています。
- 頭痛の日数が増える
- 薬が効きにくくなる
- 朝、薬が切れる時間に頭痛が起きる
- 気分の落ち込み・不眠を伴う
和からだみなおし処のサポート

医療機関で器質的な疾患が除外された一次性頭痛の方に対して、当院では鍼灸・整体・生活指導を組み合わせ、その場の痛みだけでなく「起きにくい体づくり」をサポートしています。
タイプ別のアプローチ
- 後頭下筋群・僧帽筋・側頭筋への鍼で深部の硬さをゆるめる
- 首肩の整体で姿勢のゆがみを補正
- 眼精疲労に使われるツボ(風池・天柱・太陽)を組み合わせる
- 仕事・スマホ姿勢の見直しを生活指導
- 自律神経の調整に使われるツボ(百会・合谷・内関)への鍼
- 頸椎周りの緊張をゆるめる施術
- 発作時は刺激を最小に。発作と発作の「間」のケアを重視
- 気圧・ホルモン・睡眠などの誘因管理を一緒に組み立てる
- 群発期は専門医(神経内科・頭痛外来)の治療が第一選択
- 当院は「群発期の合間(寛解期)」の体質ケアとして対応
- 視床下部・自律神経のバランスに使われるツボでサポート
- 禁酒・禁煙のサポートも並行
ご来院をお勧めしたい方
自宅でできるセルフケア
タイプによって、推奨されるセルフケアは正反対のことすらあります。
真逆になることもある:緊張型は温めて動かすが基本。片頭痛は発作中、暗くて静かな所で冷やすのが基本。タイプの見極めが、セルフケアの精度を決めます。
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プレミアム鍼灸&整体|頭痛タイプに合わせたサポート
鍼治療&整体をベースに、お灸・電気療法を組み合わせ、
タイプに合わせたセルフケアまでお伝えします。
| メニュー | 時間 | 料金 |
|---|---|---|
| 初回 | 約60分 | ¥8,800 |
| 2回目以降 | 約30分 | ¥6,600 |
| 8回券 | ─ | ¥44,000 |
| 学生割引あり | お問い合わせ | |
和からだみなおし処と、一緒に
頭痛は「我慢する」ものでも「市販薬で抑え続ける」ものでもありません。
タイプを見極めて、体の土台から整えていけば、起きにくい体に近づいていきます。
「いつもの頭痛」から、あなたを少し自由にしたい。
和からだみなおし処は、その伴走者でありたいと思っています。
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