NAGOMI GUIDE

耳鳴り・難聴と鍼灸治療|原因・症状・改善アプローチを徹底解説

千葉県館山市の鍼灸整体院「和からだみなおし処」が、耳鳴り・難聴に対する鍼灸治療のアプローチをわかりやすく解説します。

「ずっと耳の中で”キーン”という音がする」「テレビの音量を上げないと聞こえにくくなった」「病院で”ストレスですね”と言われたけど、どうしたらいいかわからない」――。

耳鳴り・難聴は、目に見えない症状だからこそ、周りに理解されにくく、一人で悩んでいる方がとても多いです。

西洋医学では原因不明とされるケースも少なくありませんが、東洋医学では「耳は全身の状態を映す鏡」と考えます。体のバランスを整えることで、改善が期待できるケースがあります。

1耳鳴り・難聴の種類
ハリーちゃん

ハリーちゃん

院長、耳鳴りって「キーン」だけじゃないんですか?

院長

院長

耳鳴りにもいろんなタイプがあるよ。音の種類で原因の手がかりがわかることもあるんだ。

タイプ音の特徴主な原因
高音性耳鳴りキーン・ピーという高い音内耳の障害・加齢・騒音
低音性耳鳴りボー・ゴーという低い音メニエール病・ストレス・疲労
拍動性耳鳴りドクドクと脈打つような音血管の問題・高血圧
突発性難聴突然片耳が聞こえなくなる内耳の血流障害・ウイルス
突発性難聴は「時間との勝負」です
突然、片耳が聞こえなくなった場合は、48時間以内に耳鼻咽喉科を受診してください。治療開始が遅れるほど、聴力の回復が難しくなります。鍼灸は耳鼻科の治療と並行して行うことで効果が期待できます。

2耳鳴り・難聴の原因を東洋医学で考える
ハリーちゃん

ハリーちゃん

病院で検査しても「異常なし」と言われたのに耳鳴りが止まらない人もいますよね。

院長

院長

そういう方はとても多い。検査で「器質的な異常」がなくても、体のバランスの乱れが耳に影響しているケースがあるんだ。東洋医学では耳の症状をこう捉えるよ。

東洋医学の分類体の状態よくある併発症状
腎虚(じんきょ)生命エネルギーの衰え。加齢・過労・睡眠不足足腰のだるさ・夜間頻尿・白髪の増加
肝火上炎(かんかじょうえん)ストレスで気が上に昇り、頭部に熱がこもるイライラ・頭痛・目の充血・不眠
痰湿(たんしつ)水分代謝が悪く、余分な水が耳の周りに溜まるめまい・体の重だるさ・むくみ
気血両虚(きけつりょうきょ)気力・血液ともに不足し、耳への栄養が届かない疲れやすい・貧血・顔色が悪い
院長

院長

東洋医学では「腎は耳に開く」という言葉がある。腎のエネルギーが弱ると耳の機能が低下する、という考え方で、これは加齢性の難聴とも一致するんだ。

3こんな症状はありませんか?
耳鳴り・難聴セルフチェック

  • 静かな場所で「キーン」「ジー」「ボー」という音が聞こえる
  • テレビの音量を以前より上げるようになった
  • 会話で聞き返すことが増えた
  • 片耳だけ聞こえにくい
  • 耳の中が詰まった感じがする(耳閉感)
  • めまいやふらつきを伴う
  • ストレスや疲れが溜まると耳鳴りがひどくなる
  • 首や肩のこりがひどい

3つ以上当てはまる方は、早めのケアをおすすめします。

4鍼灸が耳鳴り・難聴にできること
ハリーちゃん

ハリーちゃん

鍼灸で耳鳴りが良くなるんですか?どうやって?

院長

院長

鍼灸は耳そのものを治すのではなく、耳に影響を与えている体の不調を整えることで改善を目指すよ。

鍼灸治療の4つのアプローチ

  • 耳周囲の血流改善 ── 耳の周りや側頭部のツボ(翳風・聴宮・聴会など)で内耳への血流を促進
  • 首・肩の筋緊張の緩和 ── 首こり・肩こりによる血管・神経の圧迫を取り除く
  • 自律神経の調整 ── ストレスによる交感神経の過剰興奮を鎮め、リラックス状態を作る
  • 全身の体質改善 ── 腎虚・肝火など、根本的な体質に合わせたツボの選択
ハリーちゃん

ハリーちゃん

首こりと耳鳴りって関係あるんですか?

院長

院長

大いにあるよ。内耳に血液を送る椎骨動脈は首の骨の中を通っている。首の筋肉が硬くなると、この動脈が圧迫されて耳への血流が悪くなる。耳鳴りの患者さんの多くが首こりを持っているんだ。

5当院の治療の流れ
当院のアプローチ

  • 問診で体質を見極める ── 耳鳴りの音の種類・いつから・何がきっかけで悪化するか・全身の状態を確認
  • 首・肩の状態を評価 ── 筋肉の硬さ・可動域・姿勢を分析し、耳への血流阻害がないかチェック
  • 鍼治療 ── 耳周囲のツボ+体質に合わせた全身のツボを組み合わせて施術
  • お灸 ── 冷えが関与するタイプには温灸で内耳の血行を促進
  • 整体 ── 頚椎・胸椎のアライメントを整え、首周りの血流を改善
体質タイプ主な症状治療のポイント
腎虚タイプ慢性的な耳鳴り・加齢に伴う難聴腎を補うツボ(太渓・照海・腎兪)で生命力を回復
ストレスタイプイライラ時に悪化・高音の耳鳴り肝の気を流すツボ(太衝・風池)で上部の熱を散らす
首こりタイプデスクワーク後に悪化・耳閉感首周囲の鍼+整体で血流改善
水滞タイプめまいを伴う・低音の耳鳴り水分代謝を改善するツボ(豊隆・陰陵泉)

6自宅でできるセルフケア
院長

院長

耳鳴りは生活習慣が大きく影響する。毎日のケアがとても大事だよ。

日常でできること

  • 耳の周りのマッサージ ── 耳たぶを軽くつまんで回す。耳の前後を指で円を描くようにほぐす(1分×3回/日)
  • 首のストレッチ ── 首をゆっくり左右に倒す・回す。胸鎖乳突筋を優しく伸ばす(朝晩各1分)
  • ツボ押し「翳風(えいふう)」 ── 耳たぶの後ろの骨のくぼみを、気持ちいい程度の力で5秒×10回押す
  • カフェイン・アルコールを控える ── どちらも内耳の血管に影響し、耳鳴りを悪化させることがある
  • 十分な睡眠 ── 睡眠不足は耳鳴りの最大の悪化因子。7時間以上を目指す
  • 静かすぎる環境を避ける ── 無音だと耳鳴りが際立つ。自然音や環境音をBGMにすると楽になることがある
注意:やってはいけないこと

  • 耳かきのしすぎ(外耳道を傷つけ、症状を悪化させる)
  • 大音量でのイヤホン・ヘッドホン使用
  • 「気にしなければ治る」と放置する(原因が隠れている場合がある)
  • ネット情報だけで自己判断して民間療法に頼る

7危険信号 ── すぐに耳鼻咽喉科へ
以下の症状がある場合は、速やかに耳鼻咽喉科を受診してください。

  • 突然、片耳が聞こえなくなった(突発性難聴 → 48時間以内の受診が重要)
  • 激しいめまい・吐き気を伴う耳鳴り
  • 耳から液体が出ている(耳漏)
  • 顔面の麻痺やしびれを伴う
  • 拍動性の耳鳴りが続く(血管の問題の可能性)

当院では、これらの症状が疑われる場合、適切な医療機関へご紹介いたします。

8よくあるご質問
Q. 耳鳴りは完全に消えますか?
原因や症状の程度によります。完全に消える方もいれば、音が小さくなったり気にならなくなるレベルまで改善する方もいます。「耳鳴りがあっても日常生活に支障がない状態」を目指すのが現実的な目標です。
Q. 耳鼻科の治療と併用できますか?
はい、むしろ併用をおすすめします。特に突発性難聴は、耳鼻科のステロイド治療に鍼灸を併用すると回復率が上がるという研究報告があります。
Q. 耳に直接鍼を刺すのですか?
耳の穴の中に鍼を刺すことはありません。耳の周囲(耳たぶの後ろ・こめかみなど)や、首・手足のツボを使います。全身のバランスを整えることで、耳への血流や神経伝達を改善します。
Q. 加齢による難聴にも効果がありますか?
加齢性難聴は内耳の細胞そのものが減少するため、完全な回復は難しいですが、残っている聴力を最大限に活かすアプローチは可能です。血流改善・自律神経の調整により、聞こえの質が向上する方もいます。

9料金
メニュー料金
プレミアム鍼灸&整体
耳鳴り・難聴治療のメインメニュー
初回 ¥8,800
2回目以降 ¥6,600
回数券(8回)
継続的なケアに
¥44,000
学生 ¥33,000

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