「炭水化物は太る」「なるべく減らしたほうがいい」── そんなイメージが広まり、極端に避ける方が増えています。

でも実は、炭水化物は 脳・筋肉のエネルギー源で、健康に欠かせない栄養素。大切なのは “減らす” ことではなく、“どう食べるか・いつ食べるか” を整えることです。院長とハリーちゃんが解説します。

1. 炭水化物って、そもそも何?

ハリーちゃん

ハリーちゃん

院長!わたし最近「糖質オフ」始めたんですよ!ごはん全部やめてます!えらいでしょ✨

院長

院長

……それ、かなり危ないよ(苦笑)。炭水化物は 「糖質」と「食物繊維」 が合わさったもので、体を動かすガソリン。全部やめたら車で言うと 燃料ゼロで走ろうとしてる状態 だよ。

糖質は 脳のほぼ唯一のエネルギー源。足りないと頭がボーッとしてきます。「炭水化物=太る」という思い込みで極端に減らす方が多いですが、当院で診ていると 不足している方も本当に多い のが実情です。

2. 炭水化物不足のサイン

特に 朝食を抜いている方、昼が炭水化物だけで終わっている方 に多く見られます。

─ 不足で起きやすい症状 ─
集中できない・頭がボーッとする
めまい・ふらつき
冷え・イライラ・慢性的な疲労感
甘いものへの強い欲求(体が糖を求めるサイン)
筋肉量の低下(エネルギー不足で筋肉を分解)
痛みや姿勢の崩れが出やすくなる

エネルギー不足になると体は 筋肉を分解して 補おうとします。極端な糖質制限が 長期的に逆効果になりやすい のはこのため。体重は減っても筋肉が落ちて代謝が下がる悪循環 ── 施術の効果も出にくくなります。

3. 摂りすぎると起こる「血糖値スパイク」

院長

院長

食べすぎると今度は 血糖値スパイク が起きやすくなる。急に血糖値が上がってガクッと下がる ── あの食後の眠気やだるさの原因だよ。

⚠ 血糖値スパイクが起きやすい食べ方

昼食が「炭水化物だけ」(麺・パン・おにぎり単品)
「麺+おにぎり」の組み合わせ
甘い飲み物・お菓子の習慣化
夜遅い時間のどか食い

これらが続くと 疲れやすさ・炎症の長引き・頭痛・イライラ につながります。

4. “量”より”食べ方”が大切

少ないのもダメ、多いのもダメ。
ポイントは 「量」よりも「食べ方」
いつ食べるか/何と一緒に食べるか/どんな順番で食べるか ── この3つが鍵です。

5. 食べる順番について ─ 知っておきたい最新の話

ハリーちゃん

ハリーちゃん

「野菜から食べると血糖値が上がりにくい」って聞いたことあります!ベジファーストってやつですよね?

院長

院長

よく知ってるね。でも実は 2025年版の日本人の食事摂取基準から、ベジファーストの推奨が削除された んだよ。対象者や実験条件が限定的でエビデンスが不十分と判断された。

ただし「野菜を食べることの重要性」は変わりません。「必ず野菜を最初に」と厳密なルールにこだわるよりも、主食・主菜・副菜をバランスよく揃え、ゆっくりよく噛む 方が、より多くの人に効果的で続けやすい方法です。

食べる順番より大切な3つのこと

POINT 1

バランスよく揃える

主食・主菜(タンパク質)・副菜(野菜)を毎食意識する。

POINT 2

ゆっくりよく噛む

一口30回が目安。咀嚼だけでも血糖値の上昇が緩やかになります。

POINT 3

食後に軽く動く

食後30分〜1時間のウォーキングは血糖値を下げる効果あり。

📄 ベジファーストが消えた理由 ─ 詳しく読む →

6. 主食の選び方

主食特徴とポイント
🍚 白米消化が良く、血糖値が比較的安定しやすい。高齢者にも合いやすく、基本的に安心して食べられる主食。
🌾 玄米食物繊維・ビタミン豊富で腸内環境に良い。院長自身も実践中。ただし胃腸が弱い方には合わない場合も。
🍞 パン特に食パン・菓子パンは血糖値スパイクが起きやすい。食べる場合はタンパク質・野菜と一緒に。
🍜 麺類喉ごしが良く食べすぎやすい。「麺+おにぎり」は急上昇しやすい組み合わせなので注意。

パンや菓子パン単品は危険信号。必ずサラダや卵などタンパク質・野菜と一緒に食べるだけで、血糖値の上がり方がずいぶん変わります。白米でも十分。玄米は「良さを知っておく」程度のイメージでOK。

7. 間食は”質”が大切 ─ プロテインの活用

院長

院長

間食そのものは悪くない。問題は 何を食べるか。甘いお菓子や清涼飲料水は血糖値を急上昇させる。たんぱく質を補える間食 に変えるのがおすすめ。

─ おすすめのタンパク質間食 ─
ゆで卵
ナッツ
チーズ
プロテインドリンク(院長は午後3時にホエイ実践中)

院長自身も 午後3時にホエイプロテインを間食として摂っています。夕食まで血糖値を安定させることで、夕食の過食も減り、疲れも軽減。
続けることが大事なので、美味しく飲めるものを選びましょう。

8. 16時間ダイエット・オートファジーについて

ハリーちゃん

ハリーちゃん

最近「16時間ダイエット」ってよく聞きます!夜8時から翌昼12時まで食べない、ってやつ!絶対痩せますよね!?🔥

院長

院長

16時間食事を空けることで オートファジー(細胞の自己修復機能) が高まるという研究はある。胃腸を休める意味で短期的に取り入れるのはアリ。でも 毎日やればいいわけじゃない

長期断食が向かない方

高齢の方
筋力が落ちやすい方
痛みや疲れを抱えている方

筋肉量が落ちる/代謝が下がる/空腹のあまり夜にどか食い ── 悪循環になりやすいです。
毎日の健康づくりには 3食+必要に応じて間食(プロテイン等) のほうが体は整います。

まとめ

─ 今日のポイント ─
炭水化物は脳・筋肉の大切なエネルギー源。”悪者”ではない
不足も摂りすぎも体調を崩しやすい
大切なのは「タイミング・組み合わせ・食べる順番」の3つ
バランス+よく噛む+食後の軽い運動を意識
間食は甘いお菓子よりタンパク質(プロテイン・ゆで卵など)
無理な糖質制限より、暮らしに合う食べ方を続けることが近道

体調に合わせた食事の調整は、施術と並行することでより良い変化が出やすくなります。
気になることがあれば、施術時にお気軽にご相談ください。

食事のご相談もどうぞ

「自分に合う食べ方を知りたい」「ダイエット中の食事に不安がある」── 施術の際にお気軽にご相談ください。

🏥 院情報

📍 所在地
〒294-0045
千葉県館山市北条316-13
(りぼんさんの奥)
🕒 診療時間
月・火・木・金
9:00-12:00 / 16:00-19:00
水・土
9:00-12:00
定休日:日曜
🅿️ 駐車場
5台分