腱鞘炎

「ペットボトルのふたが開けられない」「赤ちゃんを抱っこすると親指が痛い」「マウス操作で手首がズキッとする」── そんな 腱鞘炎(けんしょうえん) でお悩みではありませんか?
腱鞘炎は手指・手首の「使いすぎ」による炎症です。放置すると慢性化しやすく、日常生活の動作すべてに影響します。当院では、鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師(国家資格3種)の院長が、臨床23年の経験を活かし、腱鞘炎の根本改善に取り組んでいます。
1. 腱鞘炎ってどんな状態?
院長〜!最近スマホ使いすぎで親指の付け根がズキズキするんだ。これって腱鞘炎?
その可能性が高いね。腱鞘炎は 「腱」と、それを包む「腱鞘(けんしょう)」というトンネルが擦れて炎症を起こす状態。指や手首を動かすたびに、トンネルの中で腱が滑る ── これが繰り返されると、摩擦で腫れや痛みが出るんだ。
腱(けん):筋肉と骨をつなぐロープのような組織
腱鞘(けんしょう):腱を包む鞘(さや)のようなトンネル
→ 使いすぎでトンネル内が腫れる = 腱鞘炎
2. 主なタイプ
ドケルバン病(手首の親指側)
親指の付け根~手首の親指側が腫れて痛む。産後・育児中の女性 やスマホ多用者に多い。「親指を内側に握って手首を小指側に倒す」と激痛が走るのが特徴。
ばね指(弾発指)
指の付け根(手のひら側)の腱が引っかかり、指がカクッと跳ねる。朝起きたときに指が伸ばしにくい。中年女性・更年期に多い。
マウス腱鞘炎・PC腱鞘炎
マウス操作・キーボード入力の反復で 手首・前腕の腱 が炎症。デスクワーカーに多く、肩こりや肘の痛みを伴うことも。
テニス肘・ゴルフ肘(広義の腱鞘炎)
肘の外側・内側の腱付着部に炎症。ラケット・パソコン作業・育児で起こりやすい。
3. 症状チェックリスト
3つ以上当てはまる方は腱鞘炎の可能性があります。早めのケアで慢性化を防ぎましょう。
⚠ こんなときは医療機関へ
これらは別の疾患の可能性があります。まず整形外科を受診してください。
4. 腱鞘炎の原因
① 手指の使いすぎ(オーバーユース)
スマホ・PC・ゲーム・楽器演奏・スポーツ・育児(抱っこ)── 同じ動作の繰り返しが最大の原因。
② ホルモンバランスの変化
女性ホルモン(エストロゲン)が低下すると腱や腱鞘の柔軟性が落ちやすくなります。産後・授乳期・更年期 に発症が多いのはこのため。
③ 加齢による組織の変化
40代以降は腱や腱鞘そのものが硬く・厚くなりやすく、炎症が起きやすくなります。
④ 姿勢・身体の使い方の問題
猫背・巻き肩で 肩甲骨や肘の動きが悪くなる と、手先だけで動作することになり、手首・指への負担が増大します。
⑤ 冷え・血行不良
手指が冷えると組織の修復力が低下。慢性化しやすくなります。
5. 医療機関での治療と当院の役割
痛みが強い場合、しびれや変形がある場合は、まず 整形外科 での検査をおすすめします。医療機関では 消炎鎮痛剤・ステロイド注射・装具療法・手術(重度のばね指など)などが行われます。
当院では、医療機関の治療と並行して、または保存療法として、以下のアプローチを行います。
6. 和からだの腱鞘炎アプローチ
腱鞘炎は「痛い場所だけ」を治しても再発しやすい。使い方・姿勢・全身バランスから見直すのが当院のアプローチです。
⚡ 患部の炎症を抑える ─ ハイボルテージ電気療法
炎症が強い時期は、ハイボルテージ(高電圧電気刺激) を中心に患部へアプローチ。深部にまで届く電気刺激で痛みを鎮め、急性期の回復を早めます。
🪡 患部周囲の状態を整える ─ 鍼・整体
炎症部位だけでなく、手首・前腕・肘・肩甲骨 までトータルで整えます。鍼で硬くなった筋肉をゆるめ、整体で関節の可動性を回復。「手だけで動かす身体」から「全身で動かす身体」へ。
📋 痛みを起こしにくい身体へ ─ 動作指導・セルフケア
そもそも痛みを起こしにくくするために、スマホ・マウス・抱っこの「身体の使い方」 を見直します。再発しないための日常動作とセルフストレッチをお伝えします。
7. 自宅でできるセルフケア
① まずは「休ませる」
痛い動作を可能な限り避ける。スマホは反対の手で持つ・音声入力を使う工夫も有効。
② 急性期は冷却
強い炎症期(腫れ・熱感あり)は氷で15分冷やす。RICE処置の原則。
③ 慢性期は温め
痛みだけで腫れがない時期は温めると血流改善。お風呂で温めるのも有効。
④ 前腕ストレッチ
手のひらを上に伸ばし、もう一方の手で指先を手前に引く。30秒キープ。
⑤ サポーター・テーピング
育児中など休めない場合は装具で固定。当院ではテーピングのアドバイスも可能。
⑥ 肩甲骨を動かす
肩こり・巻き肩を放置すると手首に負担集中。肩甲骨回しを1日数回。
8. こんなお悩みはありませんか?
腱鞘炎は 「使い方」と「全身バランス」の問題。
痛い場所だけのケアでは再発しやすいですが、根本から整えれば良くなります。
よくあるご質問
腱鞘炎は何回くらいで改善しますか?
急性期で症状が軽い場合は 3〜5回、慢性化している場合は 週1回×6〜8回 が目安です。育児中など使用を完全にやめられない場合は時間がかかりますが、確実に変化を感じていただけます。
医療機関で注射を受けています。並行して受けても大丈夫?
はい、大丈夫です。注射で炎症を抑えながら、当院で全身バランスと使い方を整える ことで、再発予防につながります。担当医に「鍼灸整体に通っている」とお伝えいただければ問題ありません。
産後で授乳中ですが、鍼や灸を受けても大丈夫?
はい、問題ありません。鍼灸は薬を使わないので、授乳中の方でも安心して受けていただけます。育児で休めない方こそ、定期的な身体ケアが大切です。
サポーター・テーピングはした方がいい?
急性期や休めない時期は 装具で動きを制限する ことが回復を早めます。ただし長期間つけっぱなしは筋力低下を招くので、痛みが落ち着いたら外す ─ 当院ではタイミングのアドバイスもいたします。
料金・施術時間
| メニュー | 時間 | 料金 |
|---|---|---|
| 初回 | 約60分 | ¥8,800(学生 ¥7,480) |
| 2回目以降 | 約30分 | ¥6,600(学生 ¥5,280) |
| 8回回数券(5ヶ月有効) | ― | ¥44,000(学生 ¥33,000) |
🏥 院情報
千葉県館山市北条316-13
(りぼんさんの奥)
9:00-12:00 / 16:00-19:00
水・土
9:00-12:00
定休日:日曜





